2023年
9月
13日
水
◉aug.20___aug.27
次回研究会に向けて準備。美学者の伊藤亜沙氏の著書から一冊選び、
印象に残った箇所を紹介する。うちの書棚にあったのは3冊。ダンサ
ーの大前光市さんも紹介されている。一度WSでご一緒したことがあ
るが、まだ事故に合われる前だったことが感慨深い。aug.27
次週のエッセイ課題を黄昏に執筆、ほぼ完了。仕事でないととりかか
りが早いのだが、この習性を仕事にまで発展させたい。
執筆した名古屋シネマテークとちくさ正文館への追悼文が印刷されて
きた。読みたい方は所望してください。
エッセイ講座の6回目。今回の課題はやや苦戦した。想い出の映画に
ついてだが、あり過ぎて的が絞りづらい。過去に書いたことがない尾
道と映画について記してみた。やはりネタは大林作品と東京物語にな
る。aug.26
ウォーキングレッスンを終えて、コメダに沈没。一気に事業報告も
済ます。あとは寛ぐのみ。aug.25
あ〜ギリギリセーフの案件がふたつ終わった。あとはアレとアレとア
レとアレ。そうだ!アレもあった。年寄りにあまり仕事をさせてはい
けません。aug.23
なんだか忙しい。瞬発力と集中力が衰えてきている。つまりは気力と
体力低下なのだ。もっと云うと、単なる老人力が高まったということ
なのだが。aug.20
2023年
9月
06日
水
◉aug.9___aug.19
──────────────────────────────────────────だが、後半の肉のうねりや躍動感、物質化する身体の様子は、発現し
かかっているように見えた。たとえば、ブリューゲルの絵画作品のよ
うなニュアンスを狙っているように見受けられる。
なぜ美しくならないのだろうか?たぶん演出家の脳内における生体の
脱力/倒壊の美のイメージが、ステージ上に立体化させると乖離して
いるからではないのだろうか。ダンサーたちとのイメージの共有化と
空気の質のコントロールにかかっているようだ。作家のクリアーなヴ
ィジョンが見たい。aug.19
シネマスコーレでファスビンダーの特集上映を上映してくれるらしい。
今までならシネマテークでしかかからなかっただろうが、掬いあげて
いただけてうれしい限り。aug.15
最近、なぜか岡崎京子のことが気になり、2000年のSWITCH特集号を
借りてくる。27年にわたる休筆はあまりに残念だが、描かない27年間
の日々に想いを馳せる。
今日ものわにてブック・コンシェルジュ。合間に《Talking Table》の
打ち合わせ。紙上のダンスの対話編として脳内で構想が固まる。さら
に作業の合間に調律師の方と会話。共通の知人が多く、調律師になる
きっかけをお聞きしたりする。
《658km、陽子の旅》簡単に言って仕舞えば、ヒッチハイクのロード
ムーヴィなのだが、独特な肌触りがある。主人公が鬱的な対人障碍者
となればこそなのだろう。旅を通じて自分の感情をとりもどしてゆく。
《海炭市叙景》同様、独自の眼差しがたしかな手応えを感じさせる熊
切演出の冴え。aug.9
2023年
8月
30日
水
◉aug.4___aug.6
台風風なのか、バルコニーからはいる風がすさまじい。
新栄のわにて、おくればせながらブックセレクションを7月から8月へ
差し替え。直感で選んで紹介コメントを添える。偶々0円経済につい
ての本があったので、ZERO¥SHOPの理念を伝えるにちょうど良い。
aug.6
就寝時の冷房で、声がでなくなったり喉の不調を訴える人が多い。原
始的な対策だが、濡れタオル一本かけて寝るだけで、乾燥を防ぐので
おすすめである。
春日井までエッセイ講座に向かう。JRはキンキンに冷えており、カー
ディガンを羽織りスカーフを巻く。暑さには強いが冷房には弱い体質。
それにしても、春日井はおそろしくパスの本数が少ない。
貝原益軒の《養生訓》を帯津先生の解釈で読む。当世事情に照らし合
わせながら書かれているので、原本より腑におちる。aug.5
丸善で本を選ぶ。ちくさ正文館との違いは、前者は自ら本を探しに行
かなければならない。後者は欲しい本の隣りには気になる本があり、
その近くにさらに気になる本が並んでいるところ。買い手を誘導し挑
発してくるところである。
ダンスについての文章を求められる。そうだ、苦手な社交ダンスにつ
いて書いてみよう。なんたって、14年間続けて好きにはなれなかった
のだから、書くネタはたくさんあるはずである、
ひさしぶりに寄ったら、金山のリブレットが5月で閉店していた。本
屋がどんどん町から姿を消してゆく。世間ではそんなに本屋を必要と
していないのだな。
岐阜羽島まで10分間だけ新幹線に乗る。私用だったらありえないが、
なんとも贅沢。aug.4
2023年
8月
26日
土
◉jul.26___jul.29
日暮れにちくさ正文館へ。めずらしく古田店長がカウンターでレジ打
ち。次から次へと訪れる馴染み客に対応されている。店内は70年代の
書店にもどったような賑わい。
帰宅後、来週の課題を一気に書き上げる。週毎に一編書き上げるのが
習慣になると、これは作家になってしまうぞ。
エッセイ講座の3回目。毎回課題があるので筆力が鍛えられる。今日
は自身の作品課題の朗読に選ばれた。そのお陰で参加者の方々に声を
かけられてお話することができた。jul.29
参加者が少ないとおもったら、レッスン後のボッチャへ参加者が流れ
たようだ。体調をみながら館内講座を選んで参加できる。高齢者施設
でこの環境はそうはない。
月例のウォーキングレッスン。今日は重心にテーマを絞る。前後左右
センターどこに重心があるか観察記録ノートをはじめる。スタッフ2
名にサポートしてもらいながらも、想像以上の時間を要することがわ
かる。簡略化して可能な範囲内で、トライする必要がありそうだ。
Jul.28
シネマテークで原一男監督の《さようならCP》客席は座椅子も出て、
以前のような賑わい。閉館まで秒読み段階に入っているので、これで
ラスト作品かな。
ちくさ正文館もともに閉店までカウントダウン。今野裕一編集の《夜
想》のバックナンバーのコーナーが設えてあった。古田店長の最終章
の心意気をみる。jul.26
2023年
8月
20日
日
◉jul.14___jul.24
───────────────────────────────────────
ちくさ正文館のない生活に慣れるため近隣の書店を比較する。もっと
も近いのは千種イオンの丸善、らくだ書店。いずれも正文館には遠く
及ばないが、一時的ながらみすず書房コーナーがあったりするらくだ
に軍配が上がる。
久しぶりに整体操法を受ける。尿酸を滞らせないためには、足の緊張
を抜き甲から足趾を解放して拡げること。そのとき大事なのは呼吸を
見つめること。全身を一体化させることと指導を受ける。毎度ながら
あらたな知見を得る。jul.24
今年度のパフォーミングレクチャーが終わった。最終課題は12人を2
グループに分けて作品をつくってもらう。モードの学校なので、衣服
を媒介として扱うことがテーマ。来年は10年目になるので、飛躍でき
るといいのだが。jul.21
からだの不具合は、いま向き合うべき課題がある。と思い直すと取り
組むべき目標があるのは、ありがたいことだとおもえてくる。発想の
転換は未来を明るくする。
仕事先の日本語が話せない中国人の小父さんが妙なことを翻訳機を通
して伝えてきた。「殆どの紳士は私を好まない」どうやら、だれも私
のことを相手にしてくれないと伝えたかったらしい。jul.18
シネマテークとちくさ正文館の追悼文を書いたら某会報の表面に載る
らしい。拙文なのでもう少し推敲しよう。jul.16
エッセイ講座の2回目受講。疑問に感じていたことが少しずつ明らか
になってゆく。毎回原稿用紙3〜5枚の執筆課題が糧になる。参加者
の世代的に、向田邦子の文章が俎上に上がることが多い。jul.15
ちくさ正文館の閉店を惜しんで東京から京都から来店者がある。とく
に、お一方は書店、出版社に勤務されてみえたということで、有能な
書店員の存在価値に重きをおかない業界の現状を憂いてみえた。
jul.14